和のこだわりをあなたに

■木造建築の強さ。
　 「木造建築」 とは何でしょう。私はこんな風に思っております。自然素材である「木」を使い、「木」を活かし、「木」の美しさを表現するもの、それが「木造建築」 であると。そしてその全てを最大限で実現できるのは、「日本建築」でしかあり得ないと。
　「木」は火には弱いですが、地震や台風など自然災害には「強い建物」だと思います。
なぜかと言えば、皆さんの廻りをご覧下さい。神社、仏閣は殆ど 「木造建築」では有りませんか？中には法隆寺の様に、1300年も前に造られた建物もあります。
　1300年も前の建物が、今日まで同じ形をとどめ建って居るという事実。それは私達、建築を司る者達の先駆者が考え、試行錯誤の末、造り出した智慧の結晶だからです。だからこそ、今の「木造建築」があるのだと思っております。「木造建築」は世紀を超えて、皆様の前にも厳然と存在している、この「事実」をもう一度考えてみて下さい。はたして今の鉄筋コンクリート建造物が、1000年後の日本に、同じ形で建っているでしょうか？

　伝統技術を使った「木造建築」こそが忘れかけた日本人としての「感性」や「心」を思い出させてくれる建物と信じ努力して参ります。

*トップページの写真は、私が理想とする和風建築の邸宅のひとつ、旧山中兵右衛門邸(現：歴史民俗資料館近江日野商人館 滋賀県)の佇まいです。和風と洋風を織りまぜた建物となっており、随所に銘木をうまく使用し、すでに戦前に「バリアフリー」を意識していたかのような、しかも、平成の時代のセンスを先取りしたかのような錯覚をさせる建物となっています。*写真使用許諾済み*

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　　建材の地産地消

■あいち県産木材を積極使用
　岩野建築では地元の 「愛知県産材」 を主に、軸組構造材に使用しております。地元材は他県に負けないほどの良材が多い事はもちろん、地元材を極力使う事で運搬にかかるエネルギーを削減したり、地元で優良な木を育て、地球温暖化対策に優れた森林の整備にも貢献できるのです。
　建材の地産地消 、これからの時代に求められた住宅といえるのではないでしょうか。

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